ニーウ-特殊な力

全EP共通の能力

【フォトンの身体であること】

・身体はフォトンの塊なので、常人であれば命を落とすような怪我を負っても身体をフォトンに分解してアイラクの中(厳密には彗星片)に戻り修復することができる。なので基本的に不死である。ただし痛覚はあるし失血や体力の消耗もする。

アイラクのもとに戻ることは惑星間や惑星とシップ間などの遠距離でも可能。数十分を要する。あまり使用したがらないが、遠く離れたアイラクの元への移動手段としても使うことができる。ただし、地球やオメガなど、次元を隔てた世界とオラクルの間とでは移動は不可能。
・軽い怪我であればその場で修復できる。レスタの効果も自分の怪我に限り常人より高い。
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【学習能力】
・尋常ならざる学習能力を持ち、フォトンアーツであれば一度見ただけで完全に再現できる。このためアークスとしての成長速度は異常なまでに早いが、理屈を飛ばして会得しているので人に教えることは苦手。
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【アイラクとのつながり】
意識すればアイラクの感情や体調をフォトンの波長として感じ取ることができる。離れていても可能だが、離れていればいるほど感度は薄くなる(アイラクもニーウに対して同じように感じ取ることができる)。ただし、地球やオメガなど、次元を隔てた世界とオラクルの間とではこの能力は発揮されない。
激しい感情の動きや命の危険は意識しなくてま感じ取ることができる(アイラクもニーウに対して同じように感じ取ることができる)。ただし、これも同じく次元を隔てた世界とオラクルの間では感じ取れなくなる。
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【狂気化】
・ニーウが持つ狂気的な人格を引き出し、理性と引き替えに常軌を逸脱した戦闘能力を得る。
・EPごとに狂気化に至る条件が違う(詳しくは後述)。
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【竜化】
・その身にフォトンで形成したドラゴンの肉体を纏い、大幅に強化されたゾンデ系・メギド系テクニックによる攻撃や竜の肉体を生かした戦闘能力を得る。
 
・体色は暗い紫。鱗は非常に固く、生半可な攻撃は一切通さない。翼膜はフォトンの膜で形成されており、常時渦のような眼玉のような不思議な模様を描きながら妖しく輝いている。

EPごとに異なる能力-狂気化

【「狂気化」について-EP1】

「キャハハハハハッ!!!自分の意思で歩ける外の世界は最っ高だァ……」

「くけけっ……アイラクだと思ったぁ?ざ~んねん、僕でしたッ!!!!」

 

・まだアイラクの中に居る頃は、アイラクの意思に関わらずアイラクを乗っ取った上で狂気化し、ほぼ無差別に暴れ回る。

 

・乗っ取っている間はアイラクの戦闘能力や治癒力が大幅に強化される。

 

・フォトンの肉体を得てからしばらくは、狂気人格そのものがニーウの人格である。

 

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【「狂気化」について-EP2~EP4前半】
「けけっ、やってくれるじゃないか……。こっからが本番ってね!!!」
「アッハ!!!死ね、死ね死ね死ね死ねェ!!!!キャハハハハハハッ!!!!」
・オラクルにやってきたばかりのときに持っていた狂気は片鱗を見せる程度になっているが、瀕死の重傷を負ってもアイラクのもとへ戻れず時間が経つ・精神的に大きなダメージを受けるなどすると表面化して暴れ回る。
・また、力を引き出すために、制御できる程度の狂気を意図的に呼び起こすことがある。呼び起こす際はダーカー因子を少量取り入れる。当然リスクを伴うので、ここぞという時にしか使わない。
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【「狂気化」について-EP4後半~】
「ふ~ん……そんなに僕を怒らせたいんだ。後悔しても泣き叫んでも命乞いしてももう知らないから……ね」
「お前はどんなオシオキが欲しいの?選ばせてやってるだけ有難く思うことだね……ふふ」
「はあ、ハァッ……は、ははは、アハハハハッ……!!!そう、じゃあ存分にブチ壊させてもらおうかなァ!!?」
・ニーウの中にあった狂気は「グリシナ」に封じられ、実質完全に制御を可能としている。普段は「グリシナ」に潜み、アイラクとニーウの武器としてその力を発揮している。
・「グリシナ」が近くにある状況で瀕死の重傷を負って時間が経つ・精神的に大きなダメージを受けると「グリシナ」の中にいる狂気が憑依する。狂気人格が現れるが、EP3までのように見境なく暴れ回ることはなく、静かな狂気を湛え嗜虐的な微笑みを浮かべる程度になる。戦闘能力の向上は以前と変わらず。
・ただし、瀕死の重傷かつ精神的に大きなダメージを受けているなどの特殊な状況になる・様々な条件が重なると、EP3までのような暴力的な狂気人格となることがある。

その他

【特殊能力のカミングアウトについて】
・人前では当然自身の素性や体質は出さない、知られないようにしている(素性に関してはアイラクの弟ということで通している)。理由は、知られると面倒であることに加え、一緒にいるアイラクまで面倒に巻き込まれたり好奇の目で見られたりすることを避けるため。
・ニーウの素性を把握する者は、一部の親しい者とアークスの上層部に限られる。
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【パラレルエリア】
・稀に出現する「パラレルエリア」を通じて、元いた世界へ一時的に転移することが可能。これはニーウの前に出現するパラレルエリアのみで発生する現象である。
・ニーウの狂気的な人格の由来となる「存在」がそこにいるため、このパラレルエリアに足を踏み入れてしまうとニーウの中の狂気が活性化する(正確には、かの「存在」の思念体の一部を持って帰って来てしまう)。ニーウはこれを本能的に知っているため、元の世界へのパラレルエリアには断固として足を踏み入れたがらない。

 

 

・ニーウが足を踏み入れることを拒んでいても、パラレルエリアの向こう側にいる「存在」が無理矢理ニーウを引き込もうとすることがある。アイラクも一緒にいるとアイラクも道連れにしようとする。